最年少二冠を達成した藤井聡太、収入はどれくらい?

最年少二冠を達成した藤井聡太、収入はどれくらい?
将棋の藤井聡太棋聖が、八大タイトルの1つ「王位戦」を4連勝で制し、18歳1か月で棋聖と王位の「二冠」に、そして八段に昇段しました。「二冠」は28年ぶり、「八段」は62年ぶりの史上最年少記録を更新しました。

 

活躍が凄すぎる藤井聡太二冠ですが、一つ気になるのが棋士のお金事情です。これだけ活躍している彼はどれくらいお金が入るのでしょうか。まずは彼の活躍を紹介し、どんな具合のお金が発生しているのか解説します。

最年少二冠達成・強すぎる藤井聡太

最年少二冠達成・強すぎる藤井聡太
先月には、八大タイトルの1つ「棋聖戦」を制し、史上最年少でタイトルを獲得した藤井聡太棋聖(18)ですが、今回の「王位戦」の七番勝負で木村一基王位(47歳)を相手に4連勝をし、「王位」を獲得して18歳1か月で「二冠」になり、同時に八段に昇段しました。

 

棋聖に続いて王位を獲得した藤井聡太二冠は、7番勝負に関して「自分の実力以上の結果が出たと思います」と謙虚にコメントしています。

 

また、二冠達成をしたことについて

「今年度まではタイトル戦の番勝負自体、経験がなかったので、『二冠』は実感がわかないところがありますが、そういう立場になったことで、より一層精進していい将棋をお見せできるように頑張っていきたいと思っています。タイトルホルダーという立場にもなりましたし、将棋界を代表する立場として自覚が必要になるのかなと感じています」

と心境の変化を語りました。

 

これだけの偉業を達成している彼ですが、棋士としての目標を「強くなるということは常に変わらない目標」としており、まだまだ強くなる藤井聡太二冠。今後のタイトル戦に注目です。

そもそも棋士の給料はどれくらい?

そもそも棋士の給料はどれくらい?
それでは藤井聡太二冠の給料の前に、そもそもプロ棋士はどれくらいの年収を得ているのでしょうか。主な収入源は対局する支払われる対局料と賞金です。その他にも講演会、指導料など、活動をしている場合は副収入として給料が増えます。

 

メインとなる対局料は正式な公表はされていませんが、名人戦の場合名人は1050万円、挑戦者が450万円で賞金が勝者は1200万円で敗者にも300万円というかなりの金額を受け取ることができる様です。

 

しかし、ここまで活躍できる人はほんの一握りと言われています。かつて、1993年に羽生善治九段が年間の賞金・対局料合計で1億円を突破したそうです。

藤井聡太二冠の給料は?

藤井聡太さんがタイトルを獲得した、棋聖戦と王位戦は賞金が公開されていませんが推定では棋聖戦の賞金が700万円、王位戦の賞金が1200万円とされています。

 

この二つを合わせて1900万円、B級2組に昇給しているという事を加味した対局料が2600万円と言われているので、全てを合わせると約4500万円となります。

 

また、CM出演なども決まれば更なる収入を獲得できるので今後の将棋の活躍次第ではまだまだ増えると推定されます。

藤井聡太二冠のプロフィール

藤井聡太二冠のプロフィール

名前 藤井聡太
生年月日 2002年7月19日(18歳)
プロ入り年月日 2016年10月1日(14歳)
棋士番号 307
出身地 愛知県瀬戸市
師匠 杉本昌隆八段
在位中タイトル 二冠(王位・棋聖)
段位 八段

5際の頃に母方の祖父母から将棋を教わり、その年の秋にはすでに祖父が勝てないほどに強くなるという驚異的成長を見せたそうです。

 

それから将棋教室、東海研修会、奨励会と入会し、史上最年少(13歳2か月)で奨励会三段に昇段したことで多数のメディアに報じられます。

 

その翌年、藤井さんは・14歳2か月での四段昇段、つまりプロ入りを決めます。この年齢は加藤一二三さんが1954年8月1日に14歳7か月で四段昇段した時の62年ぶり記録更新をした訳です。

まとめ

将棋のルールすらわからないという人も増えている中、将棋界に若くしてこれだけ成功した藤井聡太二冠をみると活気が増し、将棋への注目度が高まり、将棋人口を増やすことにも貢献していること間違い無いでしょう。

 

今後、どれほどの活躍を見せてくれるのか藤井聡太さんの活躍は要注目です。