Clubhouse(クラブハウス)は2020年2月に設立した「アルファエクスプロレーション(Alpha Exploration)」という会社からリリースされている音声チャットSNSです。
因みにこの企業は元グーグル社員2人によって設立されたとのこと。海外では昨年(2020年)の4月からリリースとなっているClubhouse(クラブハウス)だが、先月から話題になっているのは当たり前。現在日本でリリースされているβ版は2021年1月23日からだからだ。まだ2週間弱しか経っていない。
それではまずClubhouse(クラブハウス)についての概要をピックアップしていく。
利用するには、18歳以上で、本名を使用する必要となっている。
Clubhouse(クラブハウス)はまだβ版だからなのか、現在は招待制となっており、1人に対して2人しか招待することができない制度になっている。
特に近しい人間同士、友達の友達などと一緒に楽しんでみてくれ!と言わんばかりに枠が少ないことでも話題になっています。
上記はメルカリでClubhouse(クラブハウス)と検索してみた結果だが、現在招待枠は3000~10000円程度で売買されている。
先週リリース当初は1万円代での取引が多くなっていたが、この価格を見ると少し落ち着きつつあるように思える。
まれにアプリをダウンロードしておいたままにしておくと、Clubhouse(クラブハウス)の運営から招待されるというケースもあるようで、知り合いに招待枠を持っていない人はとりあえずアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。
現在Clubhouse(クラブハウス)はiPhoneやiPadなどのApple製品でしか利用できなくAndroidスマートフォンではアプリが存在しないので、PlayStoreで検索しても出てこないでしょう。
因みにAndroid版アプリは現在開発中らしい。
昔パズドラでも同じようなことがあった時は何か月後かにAndroidスマートフォンで利用できるなんてこともありました。
*現在Clubhouse(クラブハウス)はβ版な為、日本語対応はしていなく、アプリを開いても全て英字表現されています。(言語変更などはないので注意)
Clubhouse(クラブハウス)は非常にシンプルなつくりになっており、基本機能は「ルームに入る」というものと「ルームを開く」という2パターンの機能で成り立っているSNSです。
ルームを開くにもシンプルな設計になっており、ホーム画面から👇
「+Start a room」というボタンをタップすることで直ぐに自身開催のルームを作成すれうことができます。
様々な枠でルームを作成することができることがメリットで、オープンな状態で誰でも参加させたければOPENを選択、フォローユーザーのみで開催であればSocialを選択するなどで枠を狭めて開催することができます。
Open / どのユーザーでも参加可能
Social / 自分がフォローしてる人のみ参加可能
Closed / 自分が選択したユーザーのみ参加可能
また、開催されているルームに入る際にも👇
✋のアイコンをタップすることで、直ぐに参加することができ、友達をそのルームに招待したい際には「+」のアイコンをタップ、また、退出したい際には「✌Leave quietly」を選択することで可能となっています。
Instagram(インスタグラム)でいうところのインスタグラマーやインフルエンサー、インスタ映えなどといった用語があるように、Clubhouse(クラブハウス)にも以下のような用語が存在します。
モデレーター(Moderator)
ルームの主催者。MC的存在で司会やルームの管理人の様な役割の人
スピーカー(Speaker)
話す人。ルームの会話に参加している人です。ルームのモデレーターに許可されると参加できる人のことです。
オーディエンス(Audience)
観客。会話には参加せずに聞いているだけの人
このように、日本語表記ではありませんが、様々なカテゴリが用意されており、好きなカテゴリを選択することでフォローしたいと思えるユーザーを検索することができます。まだ日本ユーザーは少ないものの、英語が得意な方は海外ユーザーとのディスカッションにも活用することができます。
先日、世界的話題になったニュースでいうと、テスラの「イーロンマスク氏」がClubhouse(クラブハウス)に参加したことから、世界中のユーザーがイーロンマスク氏の話が聞きたいと、Clubhouse(クラブハウス)内だけではなく、参加できなかった人も、参加ユーザーがYouTubeライブで配信するなど、瞬く間に視聴ユーザー数が上昇しました。
因みに、このルームでは宇宙旅行や火星のコロニー、Bitcoinなどした暗号通貨など「彼のベース」となるものについて話をしたとのこと。
こういった著名人とビデオライブなどではなく、音声で繋がっていく可能性は非常に魅力的(リソースがそこまで掛からないから)だと思いますし、TwitterやInstagramのように文字だけではなく、実際に本人と話せる機会が身近に存在するというのは、SNSの価値が今迄以上になっていくような気がします。