大阪府大阪市北区に西日本本社を、東京都千代田区麹町に東日本本社を置く、総合住宅会社です。
メイン事業はBtoB(ビジネスtoビジネス=企業対企業)での、太陽光発電システムの販売設置工事やオール電化商品を展開するソリューション事業、BtoC(ビジネスtoカスタマー=企業対顧客)での、リフォーム事業や不動産売買仲介を行う不動産コンサルティング事業などがあります。
エステート24本社がある大阪府出身の1985年生まれの33歳です。最終学歴は大阪府立高津高等学校を卒業。
高校時代はラグビー部に所属し、大阪代表選抜に選ばれるというスポーツマンでもあります。
高校卒業後は、大手通信会社の「光通信」に就職。
その後ヘッドハンティングされたことをきっかけに「デジコム」に転職。
デジコム入社後は2年ほど経った後に、「エステート24ホールディングス」という会社を7名で独立起業しています。
『事業を通じて社会に貢献する』
エステート24グループは人格の形成に努め、信頼を得ることで、
明るく健全な社会づくりに役立つように務めることが、
企業使命であると考えている。
『お客様と共に新しい価値を創造する』
エステート24グループに従事するすべての者は若さと独創性あふれる人間集団として、
パイオニア精神を持って常に社会のニーズを先取りし、お客様の声に敏感に耳を傾け、
お客様至上主義経営を実践することで、変わりゆく社会のニーズに適応した新たな価値の創造に努め、お客様の満足と感動を追求する。
『コンプライアンスの徹底』
エステート24に従事するすべての者は、組織とルールに基づいて行動するとともに、会社を愛する精神と社内相互の人間理解を基本として、業務を遂行する。
以上の3つになっています。
企業理念とは、企業の創業者(ここでは秋田新太郎)が起業する際に、創業者として自社への想いを綴ったものです。
企業にとって“不変の価値観”や“社会的な存在意義”、“自社の存在目的”を示すためのものになります。よく「経営理念」と間違われることがありますが、一番の違いは企業理念が「本質的で不変である」ことが特徴です。
企業理念に記された創業者の理念は、仮にその後経営者の交代や、事業方針、サービス内容の変更等があったとしても本質的に変化することなく受け継がれる重要な意味を持ちます。社会のトレンドやニーズの変化によって変更の余地がある経営理念とは異なるものです。
「企業理念は創業時と言う過去に焦点が当たっている」ものであり、「当時の決意表明」と言っても過言ではありません。
さて、秋田新太郎は独立起業時にどのような想いを持ったのか推察してみます。
秋田新太郎の光通信での経験があってでしょうか、熱めの企業理念のように見受けられます。
ホームページからも『THE・営業会社』という印象を持ちます。
3つの企業理念に共通していることとして“人”へのフォーカスが目立ちます。
「人格の形成」や「人間集団」、「人間理解」など、目先の利益ではなく、人にとってそしてその先の社会にとって、自分たちに何ができるかを自主的に考え、そのために高め合おうというとても熱量のある企業理念に感じます。
黒をベースに金色の文字も、強く見る側に認識させるような作りになっています。
人の成長が企業の成長であり、それが社会貢献というメッセージですね。
あまり調べても会社の実態が出てこないのですが、企業理念を読み込んでみると創業時の熱い思いが垣間見れます。
いろいろと世間を騒がせた社長ではありますが、経営にかける想いは人一倍強い人なのかもしれません。